サプリメントの効果について。私が行き着いた自分にとって必要な栄養素。知らなかった自分の身体の事実を知りました。サプリメントの選び方や飲み合わせも身体と向き合うために大切なことだと分かったんです。
食事で補えない栄養素はどうしていますか?
気づいたら世の中ってサプリメントだらけ。リーズナブルなものから高価なものまで、ドラックストアや美容クリニック、通販などで見かけます。
若い時は流行っているものや効果がありそうと思ったものをとりあえず飲んだりして、自分に本当に必要なサプリメントなのか調べないでいました。
友達からおすすめのされたサプリメントも試したりもしていました。
私は健康診断では何の問題はないのに、なんかカラダが重くだるい日が多かったり、立ちくらみがあったりしました。
生理前のPMSの症状も年々ひどくなっているように感じていました。
皆様も病気ではないのに、何となく体調が悪いな。と思うことありませんか?
色々調べているうちに機能性医学というものにたどり着きました。
機能性医学とは生活習慣病や慢性病に対して、なるべく薬に頼らずに、症状が発生した原因に注目をして根本治療と予防をする。人それぞれの個人差を配慮した次世代の新しい医学。
健康を支えていくために大切な5つのこと
- 栄養
- 運動
- ストレス、対応力
- 睡眠、休息
- 家族、人とのつながり、社会的関係性
機能性医学という視点から、自分のカラダの不調の原因を調べてもらおうと思いました。
人間はカラダが資本なので、今の自分のカラダの状態を知ることも大切だな。と感じてクリニックへ。
検査項目はどんな内容?
機能性医学検査項目
機能性医学検査 | ||
[検査項目] | [意味] | |
総蛋白(TP) | 低値:タンパク欠乏(肝障害、腎障害でも) | |
アルブミン(Alb) | 低値:タンパク欠乏(肝障害、腎障害でも) | |
尿素窒素(BUN) | 低値:タンパク、高値:水分不足・腎機能低下・上部消化管出血 | |
クレアチニン(Cre) | 低値:筋肉不足 高値:筋トレ後・腎機能任下 | |
糸球体濾過量(GFR) | 低値:腎機能低下 | |
中性脂肪(TG) | 高値:高脂血症、糖質過多、アルコール摂取 | |
総コレステロール (T-Cho) | 低値:タンパク質不足・甲状腺機能低下 280以上:LOXindexで評価 | |
LDL-Cho/HDL-Chott | 2.0以上で心臓血管病のリスク | |
Y -GT( Y -GTP) | 高値:肝機能障害(GOT>GPTは薬剤性 GOT<GPTは脂肪肝) | |
AST(GOT) | 低値:タンパク質・VB6の欠乏高値:肝障害・溶血・消化管出血 | |
ALT(GPT) | 低値:タンパク質・VB6の欠乏高値:肝障害(AST<ALTは脂肪肝) | |
AST-ALT (GOT-GPT) | 高値:VB6欠乏低値(AST<ALT):脂肪肝 | |
乳酸脱水素酵素(LDH) | 低値:VB3(ナイアシン)欠乏高値:溶血、肝障害、消化管出血 | |
アルカリフオスフアターゼ(ALP) | 低値:亜鉛・マグネシウム欠乏、甲状腺機能低下高値:骨破壊亢進 | |
Zn(亜鉛) | 亜鉛/銅=90%以上が至適値 | |
Cu(銅) | 亜鉛/銅=90%以上が至適値130以上で炎症 | |
Zn(亜鉛)÷Cu(銅) | <値:亜鉛欠乏、亜鉛吸収障害 | |
25(OH) VD(ビタミンD) | 低値:がんリスク、アレルギーリスク、インフルエンザ感染 | |
血色素量(Hb) | 貸血、出血性疾患 | |
ヘマトクリット(Ht) | 低値:貧血高値:脱水、多血(睡眠時無呼吸) | |
平均赤血球容積(MCV) | 高値:大球性貧血(胃の萎縮 or VB12や葉酸の乏)低値:貧血 | |
血清鉄(FE) | 低値:鉄欠乏高値:鉄過剰(タンパク質乏) | |
貯蔵鉄(フェリチン) | 低値:鉄欠乏、タンパク質・亜鉛欠乏 200以上:炎症、肝障害 | |
1.5AG(イチゴ・エージー) | 低値:食後高血糖 or 糖質制限高値:漢方服用(遠志) | |
K(カリウム) | 低値:糖質過多or野菜不足、下痢高値:糖質制限、腎機能低下、溶血 | |
CRP定量 | 高值:炎症 | |
アラキドン酸 | 高値:オメガ6脂肪酸過多(炎症、血液凝固しやすい) | |
EPA/アラキドン酸(AA)比 | 低値:オメガ3脂肪酸欠乏 or オメガ6脂肪酸過多 or 両方 | |
Dダイマー | 高值:血栓傾向 | |
尿比重 | 高値:尿濃縮、水分不足(脱水、腎臓に負担) | |
尿ph | 低値:体液が酸性(タンパク質過多、野菜不足) | |
K/Na | 低値:塩分過多、野菜不足 | |
TSH | 甲状腺刺激ホルモン 高値:甲状腺機能の低下 | |
FT3 | 生理活性高い甲状腺ホルモン 低値:ストレス、カロリー不足 | |
FT4 | FT3の前駆物質(生理活性低い) |
これだけの量の検査項目がありました。こんなに細い項目の検査では初めてでした。血液検査と尿検査を済ませて、後日結果を伺いに行きました。
検査結果
まさに健康診断では分からないことだらけの結果でした。
普通の健康診断にも取り入れていただきたいと思ってしまいましたよ。
私が一番ひどかったのは血清鉄、フェリチンの低値で驚くほど低値でした。
他にもビタミンD、蛋白質欠乏、筋肉不足、オメガ3脂肪酸欠乏、VB6欠乏、亜鉛も低値。
ドクターに生活の見直しと食事の指導などを色々ご指導いただき、こちらのクリニックのドクターが開発している、今の私に必要な栄養素のサプリメントを紹介してもらいました。
サプリメントについて
水以外の物で服用すると、効果が阻害されたり、効果がほとんど得られなくなってしまう恐れがあります
水の素
水素のサプリメントです。サプリメントだと、からだの中で水素が発生するので水素が逃げる心配がなく吸収してくれます。1袋で60カプセル入っていて、毎日の朝晩に1カプセル飲むのが理想みたいです。
水素は活性酸素を抑える働きをしてくれると言われています。疲労、頭痛、アトピー、アレルギーなどの改善も期待されているそう。美容面でも効果をもたらしてくれて、活性酸素には2種類あり、悪玉活性酸素の方が体の細胞にダメージを与えてきます。発生する要因は、喫煙、飲酒、添加物、ストレス、睡眠不足、電磁波など。動脈硬化、認知症などの疾患や老化の一因とも考えられていて、怖いですよね。
VD1000
マジックの字はドクターが忘れないように書いてくださいました。
紫外線対策をしている女性は特に不足していて、日本人のほとんどの人が不足しているのがビタミンDとのこと。1カプセルに25μg程度を摂取出来ます。1袋に120カプセル入っていて、私は朝に2カプセル飲んでいます。
ビタミンDは食べ物以外だと紫外線により作られます。骨を健康にしたり、免疫機能を維持してくれるみたいなので、免疫機能が正常だとウイルスや細菌も防げるようになりますね。
歯の健康にも関与していて、歯の形成だったり、歯の骨も強くしてくれます。
こんな方に特にオススメ
newBasic
こちらはこのクリニックの一番基本となるサプリメントみたいです。
不足しがちなビタミンA、ビタミンB群、亜鉛はもちろん、ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ビオチンもバランスよく入っています。VB6の欠乏はセロトニン欠乏症状の原因なるらしいです。
1袋に120カプセル入っていて、私は寝る前に4カプセル飲んでいます。
こんな方にオススメ
栄養とサプリメントの効果
検査結果で鉄分不足が一番ひどかったのですが、クリニックの先生は鉄のサプリメントを作ってはいないそうで、こちらは食事指導を受けました。
「1週間に2回スーパーで売っているレバーを食べなさい。」と。
なんでも、鉄分不足は鉄だけを摂取していれば良いわけではなく、同時に蛋白質も摂取をしないと意味がないと言われて驚きました。朝にプロテインを勧められました。朝の蛋白質摂取が一番効果的のようです。栄養バランスはとても大切なんですね。
サプリメントですが、続けて飲んでいたら何となく疲れが軽減して、起床した時の身体の重だるさがなくなってきたような気がしています。
サプリの効果は体調では分からない数値での面もあると思うので、採血をして前とどう変わったのか検査をしに行きたいと思います。
数値が改善していると期待したいです。
クリニックで自分に合ったサプリメントを教えていただけるのは、効率も良く、納得がいく解決方法になったと思います。
最後に、病院でお薬を処方されて飲んでいる方は、サプリメントとの飲み合わせが大丈夫なのか必ず薬剤師さんに聞いてから飲んでくださいね。栄養素が同じ物で過剰に摂ってしまっていたり、飲み合わせが良くない物もあるので気をつけてください。